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品種

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●浅間メルロー [Asama Merlot]
メルローと浅間の交配種。マンズワイン社が開発

●アジロンダック [Adirondac]
ヴィティス・ラブルスカ種(アメリカ系)。小粒、ピンク色。 樹勢が強く耐病性があるため山梨で広く栽培されていたが、ヴィティス・ラブルスカ種特有の香りが強いことと熟期に房からの実離れが起こりやすいため、現在栽培しているところは少数。

●アリゴテ [Aligote]
フランス、ブルゴーニュ地方で豊かな酸を持ち、カジュアルな白ワインを生みだす。

●ヴィオニエ [Viognier]
フランスのコート・デュ・ローヌ北部コンドリューで有名な白ワイン用品種。近年南フランスやカリフォルニア、オーストラリアでも注目。アプリコットや白桃などの華やかで豊かな香りが特徴。

●ヴィティス・ラブルスカ [Vitis Labrusca]
北アメリカ原産ブドウの系統の一つ。ナイアガラやデラウェア、コンコードなど。耐寒性耐病性が強い。ワインにするとフォクシー・フレーヴァー(狐臭)があり好まれないと言われる。主に生食・ジュース用に適している。
一方、欧州原産のワイン用ブドウの系統は、ヴィティス・ヴィニフェラ[Vitis Vinifera]に属する。

●オリンピア[Olympia]
1953年頃に澤登晴雄が作り出した巨峰と巨鯨の交配種。栽培が困難。ごく一部ではあるが、上品な香りで非常に甘口のワインが作り出されている。

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●甲斐路 [Kaiji]
植原正蔵氏が1955年にフレーム・トーケー種(Flame Tokay)とネオマスカット種(Neo Muscat)を交配することで創成した純粋欧州種のブドウ。外観の通り「赤いマスカット」と呼ばれ人気が高く、独特のコクとうまみに加え上品なマスカットの香を有する高級生食用品種の一つ。

●甲斐ノワール [Kai Noir]
日本固有の黒ブドウ品種。1969年に山梨県果樹試験場でブラック・クイーン種とカベルネ・ソーヴィニョン種を交配して作られた。色調の濃いワインになる。

●甲斐ブラン [Kai Blanc]
甲斐ノワールと同様日本固有の品種で、1992年に山梨県果樹試験場で甲州種とピノ・ブラン種を交配して作られた白ワイン用ブドウで、酸のしっかりしたフルーティーなワインとなる。

●カベルネ・ソーヴィニョン [Cabernet Sauvignon]
フランス、ボルドー地方から世界に広まった最高級赤ワイン用品種。ボルドー地方のメドック地区が代表的産地。フレンチオークの樽による熟成で真価を発揮する。晩熟なので比較的温暖な気候を好む。カリフォルニア、オーストラリア、チリ、イタリアなど世界各国で高品質なワインを生み出している。実は皮が厚く濃い色合いの小粒で、カシスやヒマラヤスギ、チョコレートの香り、色調は濃厚な赤紫となり、味わい はフルボディー、タンニンに富み長期熟成型のワイン。

●カベルネ・フラン [Cabernet Franc]
フランス・ロワール河流域で重要な赤ワイン用品種。シノンやブルグイユの赤が代表例。ボルドーでは、主に補助品種として栽培。カベルネ・ソーヴィニョンと同系の赤品種で、香りは似ているがより軽やかでピーマンを思わす香り。味わいはカベルネ・ソーヴィニョンに比べると軽やかで、早飲みタイプ。

●ガメイ [Gamay]
フランス・ブルゴーニュ地方ボージョレ地区の赤ワイン用品種。果実味あふれる香 り、溌剌としたフレッシュな味わいの赤ワイン。軽やかな若飲みタイプ。ボージョレ・ヌーヴォーに使われる品種。

●キャンベル・アーリー [Cambell Early]
米国のキャンベル氏により1892年生み出された欧米交雑種。日本には1897年川上善兵衛により導入され代表的食用品種となる。黒色の強い紫黒色をし、フォクシー・フレーバーが強い。巨峰の親品種。往々にして日本ではキャンベルと省略される。

●巨峰 [Kyoho]
石原早生とセンテニアル(Centennial)の交配種。1942年、大井上康氏が開発。大粒、紫色。 福岡県、巨峰ワインの林田伝兵衛氏が露地栽培に初めて成功し全国に広まった。甘味が強く食用に優れているが、国内でも甘口ワインなどが作られている。

●清舞 [Kiyomai]
北海道池田町で作られた、清見とヤマブドウを掛け合わせた赤ワイン用交配品種。清見より耐寒性に優れ盛土をしなくても越冬できる。

●清見 [Kiyomi]
赤品種。北海道の池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(十勝ワイン)が開発。セイベル13053をクローン選別したもの。耐寒性に優れるが、冬季は凍枯を防ぐため盛土が必要。

●グルナッシュ [Grenache]
スペインから南フランスが代表とされ、世界中で広く栽培されている赤ワイン用品種。スペインではガルナッチャGarnachaと呼ばれる。収量制限すると、黒胡椒やフランボワーズの香りが出る。ブレンドされカジュアルなワインとなることが多い。一部では長期熟成に耐えるフルボディのワインも作られる。

●ゲヴュルツトラミネール [Gewurztraminer]
ドイツとフランス・アルザス地方で有名な白ワインとなる。強い個性をもち、スパイシーでライチの香り、独特の苦味を持つが、まろやかで腰のしっかりとしたワインに なる。ニュージランドやオーストラリアの冷涼地、オレゴンなどでも頭角を現す。貴腐ワインでも成功。

●ケルナー [Kerner]
1969年に開発され、瞬く間にドイツ第3位の栽培面積を誇るようになった白ブドウ。トロリンガー種とリースリング種の交配種。発芽が遅いため霜に強い。リースリング種に似た香りを持ち、しばしば熟成に耐えるワインになる。北海道で秀逸なものが造られている。

●甲州 [Koshu]
山梨県の勝沼が原産。西暦718年に僧行基によって伝えられたという伝説を持つ日本固有の白ワイン用品種。ヨーロッパ系品種に近く、シルクロードを経て伝来したと考えられている。淡く明るい紫色の実をつける。多湿な日本においても栽培が容易で耐病性が強い。香り味わい共におとなしいワインに仕上がる。

●コンコード [Concord]
アメリカ原産の黒ブドウ。主にジュースの原料。ワインにすると、フォックス・フレーバーが出るため好まれないと言われる。フルーティーで飲みやすい、若飲みタイ プ。

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●サンジョヴェーゼ [Sangiovese]
イタリアで最も多く栽培されている赤ワイン用品種。収量により品質の差が激しい。ブラックチェリーや干しプラムの香りを生じ、収量制限により酸が豊かでタンニンの強いフルボディのワインとなる。トスカーナ地方のキャンティ・クラシコやブルネッロ・ディ・モンタルティーノなどで素晴らしいものが作られている。

●サンセミヨン [Sun-Semillon]
白ワイン用の醸造専用品種で比較的豊産なブドウ。山梨県果樹試験場にて笛吹(ふえふき・米国系雑種)とグロー・セミヨン種の交配により産み出された。香りが華やかで、味はバランスが良く、フルーティでボディがある。

●サンソー [Cinsaut]
フランス・ラングドック地方の黒ブドウ。軽く柔らかいカジュアルな赤ワインとなる。干ばつに強く豊産性。

●信濃リースリング [Shinano Riesling]
シャルドネとリースリングの交配種。マンズワイン社が開発。

●シャスラ [Chasselas]
世界的に広がっている白ワイン用品品種。スイスの主要品種。口当たりの爽やかなライトボディーの白ワインを産む。

●シャルドネ [Chardonnay]
最も人気のある白ワイン用品種。フランス・ブルゴーニュ地方原産だが、環境への適応能力に優れ、世界のあらゆるワイン産地で生産されている。冷涼地では白桃、温暖な気候の下ではパイナップルのような香りになる。豊かなボディをもつが特に強い個性を待たないため様々なスタイルに作り上げることが出来きる。シャンパンをはじめとする各国のスパークリングワインから、オーク樽で熟成されたリッチなタイプまで万華鏡のように変化する。

●シュナン・ブラン [Chenin Blanc]
フランス・ロワール河中流域で白ワイン用の主要品種。カリフォルニアや南アフリカでも多く栽培。汎用性に富み、日常用の辛口テーブルワインからスパークリングワインや貴腐ワインまで作り出す。酸が強く花梨やアプリコットの香りを持つ。

●小公子 [Shokoshi]
山ブドウ研究家である澤登晴雄氏が開発した、中国やヒマラヤ、日本産の山ブドウを掛け合わせて作られた交配品種。

●シラー [Syrah]
フランスのコート・デュ・ローヌ地方の主力品種。挽きたての黒胡椒を思わす香りが特徴。アルコールが高く、タンニンもあり、濃厚な味わいのワインになる。エルミタージュとコート・ロティの長期熟成型のワインが有名。南フランス全域の他、世界の温暖な地域で広く栽培され、特にオーストラリアではシラーズと呼ばれ成功。

●シルヴァーナ [Silvaner]
かつてはドイツで最も多く栽培されていた白ワイン用品種。リースリングより早熟で多収穫。ドイツのフランケン地方ではミネラルを感じる辛口ワインになる。ドイツのほかスイス、アルザスなど、主として中央ヨーロッパに広く普及。

●ジンファンデル [Zinfandel]
カリフォルニア独自のブドウ品種と言われる。南イタリアのプリミティーヴォ種と同一種でクロアチア原産。完熟すると、アルコールが強くエキゾティックでスパイシーな果実味を持つ黒ブドウ。重厚な長期熟成型からポートワインタイプ、淡いピンクのホワイト・ジンファンデルまで様々なスタイルのワインを生みだす。

●セイベル [Seibel]
フランス人アルベール・セイベル(Albert Sibel)によって生み出された1万種以上に及ぶヨーロッパ種とアメリカ種の交配品種の総称。フィロキセラへの対抗策として開発された。赤ワイン用品種はフランスで一時代流行したが、品質が劣るとされ今はほとんど見られない。現在はイギリスやアメリカ、カナダなどで栽培されている。セイベル5455というように育種番号つきで呼ばれ、日本で栽培されている5279、9110、10076は白ブドウ、13053は黒ブドウ。

●セミヨン [Semillon]
フランス・ボルドー地方のソーテルヌで偉大な貴腐ワインを作り出す白品種。通常ソーヴィニョン・ブランとブレンド。グラーヴ地区ではオーク樽によりすばらしい辛口ワインとなる。ラノリン(羊毛から取れるオイル)香があり、まろやかでボディのあるワインになる。南アフリカ、オーストラリア、南アメリカでも栽培。

●善光寺 [Zenkoji]
長野県で古くから栽培されている白ワイン用ブドウ。紫紅色で大粒種。日本の高温多湿の気候風土に適している。中国原産の竜眼種と同じ。

●ソーヴィニョン・ブラン [Sauvignon Blanc]
フランスのボルドー地方及びロワール河上流地域を代表する白ワイン用品種。世界に広く栽培されるが近年ニュージーランドが注目されている。グリーンハーブを思わせる独特の青草の香りを持つ。引締まった酸味を持ち一般的には辛口だが、ボルドーのソーテルヌでは伝統的にセミヨンとブレンドされ極甘口の貴腐ワインに爽やかさを与える。アメリカではフュメ・ブランともいう。

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●タナ [Tannat]
フランス南西部のマディラン地区の土着品種で、タンニンの語源となった非常に渋みの強い黒ブドウ。近年は南米のウルグアイでも栽培されるようになっている。

●ツヴァイゲルトレーベ [Zweigeltrebe]
1922年ツヴァイゲルト博士により開発された、オーストリアで広く栽培されている赤ワイン用品種。別名ブラウアー・ツヴァイゲルト。早熟なため耐寒性があり日本では北海道で普及。酸味が特徴。

●デラウェア [Delaware]
アメリカで作られた交雑種の白ワイン用ブドウ。アメリカ・ニューヨーク州で人気があるほか、日本ではワイン用及び生食用としても定着。甘口のフルーティーな若飲みタイプ。

●テンプラニーリョ [Tempranillo]
スペインやポルトガルで広く栽培される重要な赤ワイン用品種。スペイン・リオハの主原料として有名。深い色でタバコの葉や苺の香りのする長熟タイプ。アルゼンチンでは日常的な赤ワインに仕上げられる。

●ドルンフェルダー [Dornfelder]
1955年、アウグスト・ヘロルドにより、ヘルフェンシュタイナーとヘロルドレーベとの交配で産み出された、ドイツでは近年栽培が普及している黒ブドウ。酸味が円く、渋みも穏やかな飲みやすい風味でありながら、腰のしっかりした赤ワインとなる。

●トロリンガー[Trolinger]
ドイツの伝統的な赤ワイン用品種の一つ。チロル原産と伝えられている。グローブほどにもなる大きな房と、巨峰のような大粒の実が特徴で、親しみやすい風味の赤ワインやロゼワインとなる。

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●ナイアガラ [Niagara]
ニューヨークのナイアガラで生み出された白ワイン用の交雑種。コンコードとキャッサデー(Cassady)を掛け合わせた。フォクシー・フレーバーが強い。ニューヨーク州に多く、ブラジルでは最も多く栽培される白葡萄。日本では長野県に多い。

●ネッビオーロ [Nebbiolo]
イタリア・ピエモンテ州原産のイタリアを代表する最高級の赤ワイン用品種。ピノ・ノワールのように気難しく栽培される土地を選ぶ。ピエモンテ州ではバローロ、バルバレスコといった最高級からカジュアルなものまで幅広い品質。タールやバラの香りをもち、色濃く酸タンニンともに強い骨格のしっかりしたワインで、樽や瓶による長期熟成により魅力を発揮する。

●ノートン [Norton]
別名=シンシアーナ。ミズーリ州産とされヴィティス・エスティバリス種に属するアメリカ系ブドウ品種

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●バッカス [Bacchus]
ドイツで作られた白ワイン用ブドウ。ショイレーベ(シルヴァーナー×リースリング)、それにミュラー・トゥルガウ種を交配したもの。早熟で主にドイツ・ラインヘッセン地区で栽培されベーシックなQbAワインのブレンド用として重要。華やかなマスカット香とハーブ香が特徴。

●バルベーラ [Barbera]
イタリア・ピエモンテ州原産と思われる赤ワイン用ブドウ。イタリア全土で栽培され、チェリーの香りで酸の豊かな日常的ワイン。近年ピエモンテ州で高品質なものも作られている。アルゼンチン、カリフォルニアなどでも多く栽培。

●パロミノ [Palomino]
スペイン・アンダルシア地方でシェリーの原料として最も重要な白ブドウ。酸が比較的穏やか。スペインのほか、南アフリカでも栽培されている。

●ピオーネ [Pione]
巨峰群中最高の品質とボリュームを持ち、ジャンボブドウと称される欧米雑種。巨峰とカノンホール・マスカットを交配して造られた 紫黒色の生食用ブドウで、井川秀雄氏により開発。濃厚な甘味が特色で、種無し品が市場に多く流通している。

●ピノ・グリ [Pinot Gris]
ピノ・ノワールの変種で果皮がピンク色の白ワイン用品種。フランス・アルザス地方が代表的な産地。スパイシーな蜂蜜の香り、濃厚でオイリーな味わい。辛口から極甘口まである。ドイツではグラウブルグンダーと称され、イタリアではピノ・グリージョの名で爽やかで軽い辛口ワインとなる。

●ピノ・ノワール [Pinot Noir]
フランス・ブルゴーニュ地方のコート・ドールに於いて偉大な赤ワインを生みだす。ボルドーのカベルネ・ソーヴィニョンと双璧をなす。植えられた土地により猫の目のように個性が変わり栽培の難しい品種。あざやかな鮮紅色で、イチゴ、チェリー、アプリコットやヨード香をまとい、タンニンは控えめだが酸が豊かで繊細かつ芳醇な味わい。ドイツではシュペートブルグンダーと称され、アメリカ・カリフォルニアの一部やオレゴン、ニュージーランドなど冷涼地でも成功している。ピノ・ムニエ、シャルドネとブレンドされシャンパーニュの原料ともなる。

●ピノ・ブラン [Pinot Blanc]
ピノ・ノワールの変種で、フランスの白ワイン用ブドウ。アルザス地方でよく知られる他、ドイツではヴァイスブルグンダー、イタリアではピノ・ビアンコと呼ばれ栽培される。フレッシュでさっぱりとした若飲みワインになる。

●ピノ・ムニエ [Pinot Meunier]
フランスの黒ブドウ。特に伝統的なシャンパーニュの3種類の原料の一つとして、繊細なシャルドネ種と重厚なピノ・ノワール種にブレンドされ、若々しい果実味を補う。

●プティ・ヴェルドー [Petit Verdot]
黒ブドウ品種。果皮が厚く、発色に優れている。ボルドーの伝統的な補助品種だが、近年ヨーロッパなどではプティ・ヴェルドー100%のワインも見つけることができる。

●ブラッククイーン [Black Queen]
日本固有の赤ワイン用品種。川上善兵衛により1927年にベーリー種(Bailey)とゴールデン・クイーン種(Golden Queen)から作られた交配品種。濃黒紫色で酸が豊かボディのあるワインを産む。

●ブラック・ぺガール/ホワイト・ぺガール [Black Pegase/White Pegase]
澤登晴雄氏が開発。静岡県の大井上康氏が開発した「成功(山ブドウ×紅アレキ)」とセイベル9110の交配種。交配の過程で赤と白に分かれた。

●フルミント [Furminnt]
ハンガリーで広く栽培される白ワイン用ブドウ。世界3大貴腐ワインの一つであるトカイワインの主原料。また若飲みの辛口ワインも作られる。

●ベーリー・アリカントA [Bailey Alicante A]
川上善兵衛が交配した赤ワイン用品種。マスカット・ベリーA、ブラック・クイーンに次ぐ第三の川上品種。耐病性が高く、栽培が比較的容易。元々は着色用品種で、果肉も真赤なブドウ。ブレンドで使用されることが多い。

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●マスカット・ベーリーA [Muscat Bailey A]
日本の主要な赤ワイン用品種。日本のワインの父と呼ばれる川上善兵衛が1927年に日本の風土に合わせて開発した。ベーリー種とマスカット・ハンブルグ(Muscat Hamburg)の交配品種。色が濃く、香り高くまろやかな味わいのワインになる。

●マルヴァジア [Malvasia]
ギリシャ原産のイタリア、スペインで広く栽培される品種。イタリアでは最も多く栽培される品種の一つであり、ポルトガルのマディラにおいては重要な品種。赤ワイン白ワイン、甘口や辛口、酒精強化ワインと、実に様々なスタイルのワインの原料となる。

●マルベック [Malbec]
フランス南西部原産で“コー”[Cot]の別名を持つかつてはボルドーで人気のあった黒ブドウ。現在はアルゼンチンとフランスのカオールで重要な品種となっている。スパイシーで熟成に耐えるワインを作る。

●ミュスカ [Muscat]
様々な変種を持ち世界中で栽培される歴史的なブドウ品種。辛口から貴腐ワイン、酒精強化、スパークリングワインと幅広いタイプのワインが作られるが、どれもマスカットブドウ特有の強い香りがする。イタリアでモスカート、英語圏はマスカット、スペインではモスカテルと呼ばれる。ロワールのミュスカデ、ボルドーのミュスカデルは別品種。食用としても重要。

●ミュスカデ [Muscadet]
フランス・ロワール河下流部で多く作られる、ブルゴーニュ地方原産の白ワイン用ブドウで、別名「ムロン・ド・ブルゴーニュ」。柑橘系の香りを持ち、さわやかで溌剌とした酸の気軽な若飲みワインになる。

●ミュスカデル [Muscadelle]
フランス・ボルドー地方や南西地方のベルジュラックで親しみやすい甘口ワインの原料となる白ワイン用ブドウ品種。

●ミュラー・トゥルガウ [Muller-Thurgau]
ドイツで交配された白ワイン用品種。1882年ドイツのガイゼンハイム研究所でヘルマン・ミュラー博士がリースリング種とシルヴァーナー種を交配して造ったといわれていたが、近年リースリングとマドレーヌ・ロワイエの交配であることが判明した。リースリングと比べエレガントさに欠けるが、早熟多産で栽培しやすい。軽やかな若飲みタイプ。北海道産は秀逸なワインとなり、近年注目されている。

●ムールヴェードル [Mourvedre]
南フランス全域で栽培されている黒ブドウ。プロヴァンス地方のバンドールが優れている。スペインではモナストレルの名前で非常に多く栽培されている。スパイシーで肉付きの良い、タンニンとアルコールのしっかりとしたワインを作る。

●メルロ [Merlot]
フランス・ボルドー地方で伝統的にカベルネ・ソーヴィニョンとブレンドされる重要な黒ブドウ。ボルドー地方のサンテミリオン地区やポムロール地区で偉大なワインとなる。カベルネ・ソーヴィニョンと比べ早熟で育てやすく、果実味が豊かでまろやか、丸みがあり早く飲める。世界的に人気がありいたるところで栽培されている。ただしチリのメルロは大半がカルメネールという別品種。

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●山幸 [Yamasachi]
ヤマブドウと清見を掛け合わせた赤ワイン用交配品種。耐寒性に優れ池田町の厳寒期であるマイナス25度以下という環境にも耐える。

●ヤマ・ソーヴィニヨン [Yama Sauvignon]
山梨大学の山川祥秀氏が1990年に作り出した赤ワイン用品種。山梨県内に自生していたヤマブドウとカベルネ・ソーヴィニヨン種の交配種。小粒で紫黒色。

●ヤマブドウ [Yamabudo]
古来より日本の野山に自生している。このヤマブドウにワイン専用種を交配させて、数々の日本特有ワイン用品種を誕生させている。

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●リースリング [Riesling]
ドイツのラインガウ、モーゼル地域で銘酒を生みだす最高級白ワイン用ブドウ品種。フランス・アルザス地方でも名高い。世界で広く栽培されるが冷涼地で本領を発揮する。柑橘系の果物やミネラルの香りがし、熟成によりケミカルな香りを帯びる。フルーティーさと豊かな酸味を持ち、辛口から極甘口の貴腐ワインまでを多様なスタイルのワインを生みだす。

●リースリング・リオン [Riesling Lion] / リースリング・フォルテ [Riesling Forte]
リースリングが白ワイン用原料としての優れた果実特性をもっている反面、収量が低くかつ不安定である欠点を改良する目的で生まれた交配品種。前者が「三尺」とリースリングとの交配種で、後者が「甲州三尺」とリースリングとの交配種。いずれもリースリングより成熟期が早く、やや大きい粒で裂果性が少ない。

●レッド・ミルレンニューム [Red Millennium]
赤ワイン用品種を多く開発した川上善兵衛の交配品種では珍しい現存する白ワイン用品種。1929年に誕生。ライチのような豊かで厚みのある香りと味わいが特徴。

●レンベルガー [Lemberger]
ドイツのバーデン・ヴュルテムブルグ地方で親しまれている、口あたりがスムーズでコクのある赤ワイン用ブドウ品種。鋼鉄の黒光りを思わせる艶やかな果皮の色と、小粒であることから色のはっきりとしたミディアムボディの赤ワインとなる。

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●ワイングランド [Wine Grand]
澤登晴雄が作り出した交配種。帯広郊外に自生していた「中島1号」とモスクワから入手したヤマブドウの種を交配。さらにセイベル13053を掛け合わせた赤ワイン用品種。

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文責:遠藤誠、D.O. 協力:田嶋一成


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